友達同士でならば普通に使う言葉なのに・・・
映画なら一言でレーティングが変わり、
学校なら一言で停学になり、
オフィシャルな場なら一言でコワイお兄さんに連行され下手したら警察に突き出される。
そんなキケンな単語、fuck。
日本語には一言で人生が詰む可能性を秘めた罵り言葉は存在しないのではないでしょうか。
あまりにヤバイ単語なので、アメリカ人は普段“F-word”とか、伏字の“f*ck”などと言い換えて使っていることが殆どです。
そもそもfuckって何なのか
とは言え単語としての存在を誤魔化してこのヤバさを理解するのは難しいので、ひとまずWeblio英和辞典より引用します。
fuck《卑語》
【動詞】 【自動詞】
性交する.
【他動詞】
〈…と〉性交する.
・・・これ、知ってました?物凄くメジャーな英単語なのに、本来の意味はあまり知られていない気がします。
しかし辞書にはこう書いてありますが、性交するなんて穏やかなニュアンスでは決してありません。日本語で考え付く、愛のない「性交する」を汚く言い換えた言葉を全部足してひとまとめにしてもまだ足りないくらいの下品さです。
そして動詞だけでなく、名詞にも形容詞にも副詞にもなる万能性を秘めたスーパーグローバル言語なのです。
そう、“Fuck the fucking fuckers!” こんな使い方ができるほどに!
色々なF-word
罵りたい時
メジャーな罵り文句ですね!このクソやろう死ね、を10倍の悪意と共に吐き出す感覚です!
自分を罵るときにも使えます!とんでもない失敗をしたらコレですね!
失せろ!を10倍の悪意と共に(以下略)この場合はgetをf*ckに置き換えて使っていますね。
更に悪意増し増しにしたいときはこちら!
クソッたれ
バカ野郎 他にもDumb fuck、アホ野郎 Stingy fuck、ケチ野郎 Fat fuck、デブ野郎など様々なバリエーションが。
最高級の罵り言葉。軽い気持ちで使っては絶対にいけません。
感嘆・強調したい時
クソッ!ちきしょう!ヤバイ!マジか!等々お好みの感嘆詞をワイルドで下品なノリで
一段階上の感嘆を示したければこちら。”Holy shit!”バージョンも同意義で存在。しかし「聖なるファック」「聖なるクソ」って・・・
Oh yeah!のような強い肯定をワイルドで下品なノリで
ねーよ!!のような強い否定を(以下略)
ヤバイカワイイ!この場合はveryをf*ckingに置き換えています。fucking cool, fucking greatなど何にでも使えます。
クソうける ~as f*ckも、f*cking~と同じく日本語で言うと「超」「すっげえ」「ヤバイ」的存在ですね。
何なんだよ!ふざけんな!なんてこった!”What the hell!”バージョンも同意義で存在。
テメーどこのどいつだよ
クッソどうでもいいわ
ああ、書いていてめまいがしてきました!こんなの氷山の一角、まだまだ書ききれる気がしません。
そもそも”Fuck!”の一言だけ取っても物凄いバリエーションがあるのです。
痛いときに“F*ck!”
悲しいときに“F*ck!”
ビックリしたときに“F*ck!”
腹の立ったときに“F*ck!”
恐怖を感じたら“F*ck!”
綺麗なものを見て“F*ck!”
汚いものを見て“F*ck!”
(ここまでfuckを連発しておいて今更ではありますが、文字にするのも絶対NG!な単語ですので、もしど~~しても書きたいほど”fuck!”な気分のときは、是非上記のように伏字で書いてくださいね。(笑))
日本語の「ヤバイ」よりもっとヤバく、もっと汎用性のある言葉、fuck。
小学生が何にでもウンコをつけ、中学生が何にでもヤバイをつけるように、アンオフィシャルな場ではfuckを連発するアメリカ人。
そう思うとちょっと可愛い。
でも、自分で使ってみるのは・・・やめておきましょう。(笑)