今回レビューするのは「アルクTOEIC500点プログラム」。
お得度 | 14点/20点 |
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手軽さ | 14点/20点 |
オリジナリティ | 16点/20点 |
信頼度 | 16点/20点 |
満足度 | 15点/20点 |
合計 | 75点/100点 |
英スタがこれからTOEICに挑戦したい!と思っている初心者に一番おすすめしている通信講座だ。
TOEICというと、700点や800点を想像するよね。でも正直なところ、大学受験でちょっと英語を勉強しました、みたいな人がいきなり独学で700点なんか取れない(断言)し、イキナリそんな高得点狙ったら最後、絶対挫折して凹んで終わる。高すぎるハードルは身を滅ぼす
でも、500点ぐらいであれば話は別。500点なら自宅や移動中の3ヶ月ぐらい独学すれば目指せるし、最低限、履歴書にも書けるレベルになる。
もちろん、そこからさらに上を目指すのもよし、アピール用と割り切るのもよし。
そんなほどよい成果を目指す人に向けて紹介していくよ。
教材の紹介の前に、まずは『TOEICは本当に使える資格なのか』を改めて振り返ってみよう。
TOEICって本当にお得な資格なの?
TOEIC資格のオイシイところといえば、何よりもまず転職に有利+給料が上がりやすいってところ。世の中のほとんどの資格は『専門資格』で『資格がなきゃ仕事ができない』代わりに『仕事が変わったらいらなくなる』という、ちょっと危険な面がある。
キャリアアップで人気の資格といえばFPや簿記だけど、これは数字を扱うものなので好き嫌いが分かれるし、会計系の仕事に就かないなら宝の持ち腐れになってしまう。
その点、英語、TOEICは応用範囲が広い。
TOEICのスコアを求めている会社は本当に幅広い。グローバル企業は言わずもがな、総合商社、海外客が多い地域の飲食店にサービス業、SE、海外と取引している工場がある製造業だって、英語を必要としている。
『TOEIC●●点以上』で検索したら、思いもかけない仕事にめぐり合う可能性だってあるんだ。他の資格が選択肢を狭めるなら、TOEICは選択肢を広げてくれるってわけ。つぶしが効く資格って、それこそTOEICぐらいじゃないかな。
もちろん、TOEICは転職しなくたって役に立つ。会社によってはTOEICでいい点を取ればボーナスが出るところもあるし、そうでなくても英語ができる証拠を見せられれば、一目置かれたり、ポジションが上がる可能性が高まるよ。
TOEICの隠れたメリット、それは「心にやさしい」
さらに、こんなにおいしい資格にもかかわらず、『不合格がない』。最高に心にやさしい(笑)。スコアが出てくるだけだから、不合格で落ち込んだり、『落ちたらどうしよう……』なんて心配をする必要もない。しかも、毎月のように開催しているので簡単にリベンジ可能。
まさに、普通の人が今よりちょっと成長して、いい暮らしがしたいときに最適なんだ。
……とはいえ、英語の勉強なんて受験時代が最後、文法も単語もリスニング力も記憶のかなた……ってことは多いはず(笑)その記憶を手っ取り早く取り戻し、サクッと500点を取るためにおすすめなのが『アルク TOEIC500点』なんだ。
通信講座を受ける意味って?
TOEICを受けよう!と思った人の大部分が最初に考えるのが『まずは本で勉強しよう』ってこと。
確かに、本が悪いわけじゃないんだけど……実は、本でTOEICの勉強をしようとすると、遠回りになることがある。
というのも、本の場合、どうしても(大人の事情)厚さの事情で内容が盛られまくる傾向がある。必要以上の情報が積み込んであるうえに読みにくくて、活字好き以外はモチベーションが下がっちゃうんだよね。
何より問題なのが『リスニング』。TOEICはリスニング問題が全体の半分を占める、つまりペーパーテストとリスニングに同じぐらいの時間をかける必要があるんだけど、本についてるCDは多くて1~2枚……足りない、足りなさすぎるよ!
その点、通信講座は『必要な情報を、必要な分だけ、好きな形で詰め込める』。実際、アルクの教材は情報が厳選されている上に、書店の本に比べると字もイラストも『わざと』大きめにしてある。読みやすさ、親しみやすさにこだわることで、頭に入りやすくしているんだ。
アルクの教材って何がいいの?
とはいえ、通信講座はそれなりのお値段がする。「アルクって信用できる会社なの?」って疑いたくなる気持ちはわかる。
アルクは信用できる会社かどうか……結論から言うと、英語関係の教材でここより信用できる会社はない(笑)。アルクは創業1969年という、結構な歴史のある出版社で、創業以来一貫して英会話系やTOEIC関係の本を出し続けている。T出版してきた英語関係の本は1,000万部を超えているし、本屋のTOEICコーナーには必ずアルク関係の本がある。なかったらその店の品ぞろえは悪い意味でヤバい(笑)
そんなアルクの書籍も、やっぱり出版だと形や予算の限界があって、情報を減らしていたり、音声が少なかったりする。だからこそ、アルクは通信講座を作っている。
書籍での妥協をすべてやめて、本当に成果を出したい人のためにノウハウを凝縮し、かゆいところに手が届くようにしている、それがアルクの通信講座なんだ。
あけてみた
それじゃあ、具体的に教材の中身を見てみよう!
教材の全体はこんな感じ。
テキストはA5サイズで軽くて持ちやすいから、電車内でも気軽に開ける。解説やノウハウ、単語をサクッと確認できるのがうれしいよね。文字もA5書籍の中では大きめでめちゃくちゃ見やすい。A4サイズなのは月例テストや模試なので大きくても問題ない。というかTOEIC本試験がA4サイズだからこのサイズでいいのだ!
テキストの具体的な中身はこんな感じ。
見ての通り、最初に『その日覚える単語』が載っていて、その単語を入れた文章を学ぶようなスタイルで話がすすむ。一日の分量は4ページと見事なコンパクトっぷり。その中に必要なことを凝縮してあるよ。
こちらはマンスリーテストの中身。TOEIC本試験と同じ形式で問題が作られている。TOEICは問題慣れも必要だから、こうして問題演習ができるのはありがたいよね。
そしてこちらが別冊の単語集。テキストに載っている単語を解説付きで抜き出していて、テキストと照らし合わせながら確認できる。テキストに対応している分、収録単語数は320語と少なめなので頭に負担がかからなくていい(笑)
ぶっちゃけ、この教材で500点って取れるの?
『英語から遠ざかりまくってるんだけど、ホントにこれで500点取れる?』と疑いの目を向けたいそこのあなた、気持ちは分かる(笑)英語に苦手意識があったりすると、500だろうが800だろうが同じぐらい高いハードルに見えちゃったりするよね。
大丈夫。この教材を使えば初心者でも500に手が届く。『アルファベットって何?』レベルの人、山奥にこもって英語を見たことも聞いたこともない、仙人みたいな人(いるのかそんなの!?)はともかく『中学で英語を勉強したことがある人』なら問題ない。それこそ、大学のセンター試験を受けたばかりの人なら『簡単じゃん?』って思うかも(笑)
「ずっと昔のことだし、忘れちゃったよ!」という人も安心。人間の脳には『思い出す』という便利な機能がある(笑)実際に手にしてみれば、「あっ、これなら私でもできる」って安心するんじゃないかな。
3ヶ月の挑戦だから、やり遂げられる
通信講座に興味を持っても、『でも、やりきれるかなぁ……』『難しくてやめたくならないかなぁ』『モチベーション続くかなぁ』って心配になってるかもしれない。
実際、勉強って元々好きな教科以外は根性が必要な側面はある。国家試験とかその最たるもので、ほとんど苦行だからね。
その点も『アルク500』はクリアしている。まず、ノルマは1日30分、テキストのページ数でいえばたったの4ページ。「始めたと思ったら終わった」ぐらいの量だから、サクッとできる。さらに言うと、学習期間は『3ヶ月』。季節一つ分。まさに短期決戦が可能なんだ。一年頑張れだと折れる心も、3ヶ月なら踏ん張れると思わない?
普通からステップアップする第一歩、それがTOEIC
「このままなんとなく仕事し続けるより、ちょっと冒険したい」って気持ちは誰にでもあるはず。でもハメをはずしすぎるのは怖いし、やるなら気軽に挑戦したいもの。今すぐに転職したいわけじゃないけど、ちょっと背伸びしたい、ステップアップしたい……そんな気持ちがあるなら、やっぱりTOEICがオススメ。
アルクの教材は1日辺りのノルマも少ないし、会社の帰りがけにちょっとカフェに寄って30分サクッと勉強する、みたいなことだってできる。修行みたいな苦しい勉強をすることなく英語を身につけられるから、「えっ、こんな簡単でいいの」って思うかも?(笑)
TOEIC500点はまさに最初の一歩で、ハードルは低い。ぶっちゃけ、やったもの勝ちなんだよね。
『将来のためにとにかく何か資格が欲しい、勉強するからには使える資格がいい』なら、TOEICが何よりもオススメだよ!