TOEICのスコアを本気で上げたい人に告ぐ
本当に『短期間』で『確実に』結果を出したいのなら、通信教材こそが最強のTOEIC対策であると!
TOEIC挑戦者の悩みと言えば……
- 数か月、もしくは年内、とにかく短期間で一定のスコアが必要
- 英語の勉強はご無沙汰、でも1からやり直すのはイヤ
- 本屋のTOEICコーナーに行ったら本が多すぎて引き返した
- 短期間でスコアを上げたいが、忙しくて時間がとれない
- どうせお金を払うなら、値段より効率と結果にこだわりたい
- でも正直、どれがいいのかさっぱりわからない!
TOEICのスコアが人生を左右することもある今日この頃。高得点を取る、取らなきゃ、取るしかない!という人も多い。このページを読んでいる人の中には、失敗は許されないがけっぷち、もはや手段を選んでる場合じゃない!なんて人もいるはず。
んじゃ、高得点を取るにはどうしたらいいの?高得点が取れる勉強方法って、結局なんなの?
――それを知りたい人のために、このページがある。
特に社会人や就活直前・就活中の学生などの『勉強時間を十分に取れない人』向けだ。
TOEICの高得点を狙う人の多くは『時間はないけど、高得点が欲しい』。だからこそ、このページでは『効率』『確実に高得点が狙える内容』にこだわった。本気でTOEIC高得点が欲しいなら、このページで紹介する教材が最短経路になるだろう。
本よりも通信教材がいい理由
一番最初に『本当に『短期間』で『確実に』結果を出したいのなら、通信教材こそが最強のTOEIC対策である』と書いた。これは嘘でも大げさでもなく、当然のことだったりする。
まずは、その理由から迫っていこう。
『TOEIC対策』と言えばまずは書店で売っている参考書や対策本が思い浮かぶ。実際、本屋には必ずと言っていいほどTOEIC対策コーナーがあり、何十種類もの本が並んでいる。
誤解がないように言っておきたいが、本が悪いわけではない。日本のTOEIC対策本はめちゃくちゃクオリティが高く、対策本で高得点を目指すことも十分に可能だ。
ただ、残念ながら、本にはいくつかの『デメリット』がある。
1.一冊だけじゃ足りない
2.リスニングが不十分
3.挫折を防ぐ仕組みがない
効率にこだわる場合、この3つのデメリットがかなり足を引っ張ってしまうことになる……。
1.一冊だけじゃ足りない
TOEIC対策本を買う人が陥りがちなのが『集めすぎ問題』。要するに『単語はこの本、解答テクニックはこの本、問題集はこの本、あっ、リスニングも……』という感じで、一冊買ったら芋づる式に買い足していくハメになることが多い。
どうしてこういうことになるかというと、本はよく言えば『テーマに特化していて』、悪く言えば『偏りがある』から。対策本は『この本は単語力用』『この本はリスニング用』といった感じで分かれている。『この一冊でオールオッケー!』なんて本は、残念ながら存在しない。
それに対し、通信教材は『これ一つでオールオッケー!』がある。文法、読解、リスニング、単語……色んなテーマで、『必要なもの』だけをピックアップして、パッケージ化している。パッケージ化されているので内容が被ることもないし、「あっちとこっちで言ってることが違う!」なんてことも起こらない。
探す苦労や勉強のスケジューリングから考えても、『これ一つでオールオッケー!』な教材が一番効率的なのはあきらか。効率にこだわるからこそ、『必要なものを、必要なだけ入れられる』通信教材は強い。
2.リスニング量が不十分
TOEIC本番の試験ではリスニングとリーディングが各100問ずつ出題される。つまり、リスニングとリーディングは同じぐらいの時間をかけて、同じぐらい勉強する必要がある。
ところが、本の場合はどうしてもリスニング部分がおろそかになってしまう。大抵のTOEIC対策本にリスニング対策CDがついているとはいえ、せいぜい1枚か2枚で、分量としては不十分と言わざるを得ない。f11:そもそも本がメインだしね、しかたないね
その点、通信教材はCDの枚数制限がない。実際、多くの通信教材はCDとテキストの両方に力を入れていて、ボリュームたっぷり。10枚20枚と入っていて当たり前。
リスニングはリーディング以上に『慣れ』の世界。慣れるぐらい豊富な音声が用意されている通信教材は、その点でも効果的と言える。
3.挫折を防ぐ仕組みがない
TOEICの勉強で重要なのがモチベーション……平たく言えば『続けられるか問題』。というか、やめる人の8割はこれが原因でやめている。もともと英語が好きな人ならともかく、突然TOEIC受けろと言われた場合、最初はやる気があっても徐々にイヤになってくることは相続に難くない(笑)人間ってそういうものだし
そして、当然ながら本は買った後のフォローがない。対して通信教材は教材以外のサポート体制がしっかりしているものが多い(全部ではないけど)。試験当日までの細かいスケジューリング、一日のノルマを教材側が決めてくれてたり、ネット上にサポートページがあったり、チェックテストを送ったら採点してくれたり、質問を受け付けていたり……。
『勉強を続けられるかどうか』という、根本的かつ難しい部分にちゃんと注目してくれてる点は、孤独な受験者にとってはありがたい。
失敗しない教材選び
と、通信教材のメリットを語ってきたところで、一つ大問題。
『通信教材』といっても、ピンからキリまである。そして、ハズレを引いた時のショックが半端ない
通信教材は買うまで中身がわからない上に、やたらとド派手な宣伝合戦が繰り広げられている。そして、宣伝の派手さと内容の良さは比例しないむしろ反比例
じゃあ、どうやったら使える通信教材を見極められるのか?
……
ぶっちゃけ買うしかない
だから
全 部 買 っ た !
今回は厳選した通信教材だけを紹介するが、TOEIC対策教材だけでも5個以上、総額では20万円ほどはリサーチ費用に突っ込んだ。汗
というわけで、そんな犠牲の元、ここからは英スタで『実際に買った』教材の中から、「これはいける!」と思った教材を紹介していこう。
TOEIC教材、2つの型と使い分け
まず、TOEIC対策教材には2種類ある。
『英語力強化型』と『TOEIC対策特化型』だ。
『英語力強化型』は『英語力そのものを上げることによりスコアが上がる』タイプで、『TOEIC対策強化型』は『TOEICの回答テクニックを磨くことで効率的にスコアを上げていく』というもの。
これは、どっちにも一長一短がある。比べるとこんな感じ。
TOEIC対策特化型 | 英語力強化型 | |
---|---|---|
英語力の上昇 | ○ | ◎ |
TOEICスコアの上昇スピード | ◎ | ○ |
TOEIC以外への応用 | ○ | ◎ |
問題演習 | あり | なし |
おすすめ対象 | TOEICの点が取れればok | 英語を使った仕事がしたい |
ぶっちゃければ『TOEIC受験後も英語を使いたい(使う)』なら『英語力強化型』、『TOEIC受験後は英語をあまり使わない』なら『TOEIC対策強化型』がオススメ。
……ちなみに、通信教材と言えば英会話教材が有名(ス○ードラーニングなど)だが、これはTOEIC対策としては全くオススメできない。「TOEICで高得点を取れても英語は喋れない」と言うが、逆もまたしかり。英会話の練習をしてもTOEICの点数は上がらない。TOEICにこだわるなら、『英会話』と書いてある通信教材には手を出さないようにしよう。
いよいよ公開、TOEIC対策に最適な通信教材はこれだ!
自腹で様々なTOEIC教材を買い、実際に試してみて『これはスコアアップに役立つ!』と確信できたのは、次の2つ。
『アルク TOEIC(R)テスト対策講座シリーズ
『スーパーエルマー』
『アルク』は『TOEIC対策特化型』、『エルマー』は『英語力強化型』。タイプは違うけど、ボリューム・内容は充実していて、しかもわかりやすく、実力アップに繋がりやすい。
ちなみに雑誌やら何やらの広告で有名な『エブリデイイングリッシュ』のTOEIC版も買ったが、これは無料アプリの方がマシレベルの代物だったのでまったくオススメしない(不評だったのか、うちが買った商品は販売終了したしね)
というわけで、一つずつ見ていこう。
アルク TOEIC対策講座シリーズ
アルクのTOEIC対策教材の完成度はNo.1。アルクから選べば、まず大ハズレはない。特にTOEIC関係に関しては日本で一番研究してるといってもいいぐらい、本も教材もてんこ盛り。
このシリーズの特徴は『100点刻みで教材が分かれている』という点。
TOEIC対策用の教材や本は自分のレベルに合ったものを探すのが結構大変なんだけど、これなら自分の取りたい点数にあわせて『今必要な教材』がピンポイントで選べるよね。
しかも、アルクの教材はスケジュール管理がしっかりしている。一日あたりの『やるべき量』『全体のうちどこまで進んだか』が明確になっているから、計画が苦手な人でも安心して取り組めるんだ。
内容は、もちろんTOEIC対策に完全特化。セクションごとの傾向と対策、時間配分を意識させる仕組み、マークシート型の模試など考えられる限りの対策を全部盛り込んでいる。
ここまで盛り込んでいるのに、1日当たりの勉強時間は『30分~』と短い。
『勉強時間はあまり取れないけど、確実にTOEICでスコアを伸ばしたい』社会人にオススメ。
スーパーエルマー VOAコース
『実践的な英語の実力がつく』のはこれ。
『独自の方法を使い、英文を聞いてるそばからどんどん訳していく』という教材。とにかくCDのボリュームがたっぷり。リスニングはもちろん、独自の訳し方は長文読解にも使えるし、他の英語試験や実際に使う際にも役立つ。
勉強方法は『独自の考え方を使い、英文を訳すトレーニングをする』だけなので、単調といえば単調。
音声を聞くだけでも勉強できるので、通勤時間等を使いたい場合にもオススメ。
ただ、TOEICの内容には触れていないので、問題集を解くなどの勉強は必要。
両方のスペックをまとめると、こんな感じ。
商品名 | アルクTOEIC対策シリーズ | スーパーエルマーvoaコース |
---|---|---|
教材タイプ | TOEIC対策特化型 | 英語力強化型 |
商品構成 | CD&テキスト | CD&テキスト |
特徴 | TOEIC形式の問題を解く | 英文を独自メソッドで理解していく |
本番と同型式の模試 | あり | なし |
学習期間 | 3~5カ月 | 半年~1年 |
価格 | 22680円~52460円(2017年4月現在) | 49,800円 |
英スタレビュー | あり | あり |
まとめると……
「とにかく短期間で高得点を取りたい、だけど十分な勉強時間は取れない!」というのが、今のTOEIC受験者の現状だと思う。
時間は限られてる、目標点数は決まってる。それなら追求すべきなのはただ一点、『効率』だ。
そして『効率』は『通信教材』という形で手に入る。TOEIC対策の通信教材は社会人向けに一日のノルマが30分や1時間と短めに設定されているし、通勤時間でも勉強できるような仕組みも整っているし、価格が他に比べて割高な分、必ず結果を出してみせるという気合いが伝わってくる。
もし、何年もかけてじっくりと取り組めるのなら、書店の対策本やラジオ英会話、無料アプリなどを駆使してリーズナブルに勉強することもできる。
でも、そんなに待ってられないよね。
TOEICの点数はあくまで通過点。就活に、留学に、海外赴任に……みんな、TOEICを足掛かりにもっと先に行きたいはずだ。だったらTOEICでつまづいてる場合じゃない。
紹介した通信教材は、どちらも英語教材の世界では老舗というか、名の通ったところだ。その分クオリティも高く、あなたの期待に応えてくれる可能性は高い。
検討を祈る!