アルクTOEIC通信講座の徹底比較。スコア別オススメはコレだ

0
9410

英スタでは、TOEIC向けの通信講座としてアルクの通信講座をイチ推ししています。色んなTOEIC通信講座を買ってきたけど、業界最大手の実力はやっぱり半端ない。

ところで、英スタによく寄せられるのが

「TOEICを受けたことがないんだけど、どれを買えばいいですか?」

「今○○点なんですが、一番効率的に目標点を取れる教材はどれですか?」

「単語帳や模試は別途買う必要がありますか?」

といった質問。

そこで今回は『アルクのTOEIC教材、ズバリどれを買えばいいの?』という質問にガッツリ答えることにしたよ!

今までに質問をくれた人の多くが『まだTOEIC受講経験がなくて、英検で言えば3級ぐらい、できればTOEIC800点を目指したい』っていう人だったから、そういう人を対象に話をしていくね。もちろん、すでにある程度のスコアが取れてる人にも参考になるよ!

まずは、改めて『アルクのTOEIC教材ってほんとにいいものなの?』ってところから振り返ってみよう。

必要なものを全部載せ、なのにコンパクトで省エネ仕様

アルクのTOEIC教材は、とにかく『必要最低限・超効率的』。基本的に「時間がない、でも目標点を取りたい!」っていう社会人向けに作られているから、極限まで絞り込んであるんだ。TOEICを勉強したいって人は英語を勉強したいわけじゃなく、TOEICを活かして何かをしたいことがほとんど。その辺のことがよーくわかってる(笑)

そして、アルクの教材がいいのは『詰め込みすぎない』『パッと見ても見やすい・わかりやすい』点。ここが本との最大の違いだったりする。

本を買うときって、情報量やどれだけ詳しく書かれているかに注目する人が多い。その判断基準は間違ってはいないんだけど、実用性の面で言うと『情報入れすぎ=わかりにくい』なんだよね。

そして、社会人は分かりにくいものに時間を割いているヒマはない。

だからアルクは分かりやすさに全てを賭けている。必要なことだけをピンポイントにまとめ、字は大きすぎず小さすぎず、行間も読みやすくしてあるんだ。

さらにアルクのいいところは『教材だけで目標点が達成できるようになっている』ところ。TOEICはリスニングとリーディングの点数配分が1:1だから、本についてるCDじゃ全然足りない。

本だけで勉強しようと思ったら参考書・単語集・公式問題集・リスニング用教材……と、なんだかんだで買うものが増えてしまう。その点、アルクは問題から解説から単語まで全部まとめてある。『これだけで目標点が取れる』っていう、安心感があるんだ。

ノルマは1日30分、スキマ時間用ツールも豊富

忙しい社会人にとって、『どのぐらいの期間、1日何分勉強すればいいのか』はめちゃくちゃ重要。ぶっちゃければ少なければ少ないほどいい(笑)けど、何にも基準がないと「これでいいのかな」って不安になってしまうよね。『ちゃんと成果が出るノルマが設定されてる』というのは社会人にとってありがたいことなんだ。

その辺もアルクは押さえていて、3ヵ月間、1日30分からというお手軽仕様。30分なら会社帰りに適当に喫茶店に寄ってこなせる量だし、家でも好きなテレビが始まる前とか、食後のコーヒー飲みながらとか、気楽にできるよね。

さらにアルクの教材はスマホで見れるものもあって、電車内でサクッと勉強することだってできる。勉強期間の3ヶ月も、大体季節ひとつ分だと思えば結構ラク。TOEIC以外の資格試験は半年とかかかるものもザラだからね!

TOEIC初心者でもok。英スタ的プランも。

さて、アルクの教材のいいところを話したところで、英スタに寄せられる質問の中でダントツに多い質問に答えよう。

「アルクのTOEIC教材、たくさんあるけどどれを買えばいいの?」

「目標点と今の点に差がある場合、間の教材全部買わなきゃダメ?」

気になるよね。

アルクの教材は目標点数を100点刻みにラインナップされているから全部必要なのかと焦っちゃう気持ちは分かる。でも、仮に今TOEIC400点の人が800点を目指す時、500点・600点・700点・800点向けの教材全部買ったら約19万。いくらなんでもないわー(笑)

多分、全部買わなきゃって思う人は『点数ごとに裏技が載ってるんじゃないか』って考えてるんじゃないかな。でも、そんなものはない(笑)目標点数に合わせて難易度が最適化されているだけで、500点にしか書いてないテクニックとかないから安心していい。

それに、TOEICの点数って伸びるときは一気に伸びる。目標500点の教材で勉強した人が受けたら550や600取れたってことも十分に考えられるんだ。

これを踏まえて、英スタでオススメしたいのは『最終目標点』と『今の実力に一番近い点』。例えば現在が420点(英検でいえば準2級程度)で、800点を目指すならば買うのは『500点』と『800点』……みたいな感じだね。もちろん、今650点で目標が800点ならイキナリ800点を買ったっていい。ひとまず『最大で2つ買えば十分』ってことだけ覚えておけば大丈夫だよ。

それでも、どうしても間の教材に何が書いてあるか知りたい場合は、公式サイトに各教材それぞれサンプルがあるからそれを見てみよう。見れば大体どの教材が必要かピンとくるんじゃないかな。

まずは500点から。未経験でもたった3ヶ月でOK!

「まずTOEICを受けたことがないんだけど……」という人もきっといる、絶対いる(笑)。そんな人にまずオススメしたいのは『500点』。一応『超入門』という教材もあるんだけど、これはアルファベットしか知りません、sheってどういう意味でしたっけレベルの、本当に学生時代英語の勉強してきませんでしたーって人向け。

受験英語をやった経験がある人の入門編となるのはやっぱり500点なんだ。そもそも、TOEICの最高点は990だから、500はちょうど半分ぐらい……といえば、いい感じのハードルだと思わない?

800点は凡人でも普通に取れる!?

そして、ここで気になるのが『800点って本当に取れるの?』ってこと。感覚的には『英語のテストで80点取ってね』って感じなので、このハードルを高いと取るか低いと取るかは人それぞれだろう。ただ、ここであえて言いたいのは『800点は誰でも取れる』ってこと。900以上は正直人によってはキツいけど、800は取れる。だから安心してほしい。

期間としては、現在が500以下なら、だいたい半年ぐらいで狙えるようになる。悪くはない期間だよね。

800が取れれば人生イージーモードへの扉が開ける可能性が高まる。ぶっちゃけ800取れたら引く手あまただし、実力認められちゃうからね!

ぶっちゃけ、リストラ・減給よりはマシ

……とまあ、色々とTOEIC関係の話をしてきたんだけど、ぶっちゃけTOEIC受験の最大の敵は『めんどくさい』だと思うんだ(笑)そもそも勉強は多少めんどくさいものだからね、仕方ない。

仕方ないけど……考えてみてほしいんだ。なぜこのページを開いたのか。ハイスコアが取れたら昇給があるとか、会社命令とか、転職考えてるとか、色んな理由があると思う。それって裏返せば『TOEICでハイスコア取れなかったらわりとヤバイ』ってことじゃないかな?

脅す気はないけど、会社がTOEICだのなんだのと言い出してくるには理由がある。会社の方針の場合もあれば、体のいい減給理由の可能性だってある。さすがに問答無用でリストラなんてオチはないだろうけど、自分の立場を守りたいなら、TOEICは取っておくに越したことはない。万が一のことがあっても、TOEIC800点なら転職市場でも引く手あまただからね。

『何もしない』と立場を脅かされるかブラックの気配が漂うかの二択状態の昨今、人生気楽に生き抜くためのカードとしてTOEIC800は間違いなく有効。『将来のために』っていうのは『今の自分の生活を守って、ちょっと良くするため』ってことでもある。

ほんの数ヶ月だけ、めんどくさいを乗り越えれば、食いっぱぐれることはなくなる。安定した人生を送りたいなら、TOEIC800点というカードは持っておくにこしたことはないよ。

<TOEIC完全攻略500点公式サイト>
→英スタでのレビュー記事

<TOEIC完全攻略800点公式サイト>
→英スタでのレビュー記事